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シンガポールで十勝の食と観光をPRへ

プロモーションに合わせて作った3種類のポスター

 十勝総合振興局の三井真局長や管内の食品加工業者は25、26の両日、シンガポールで開かれる北海道フェア(道主催)などで十勝の食や観光をPRする。

 道は27日、どさんこプラザのシンガポール2号店を開設する。これに合わせて鈴木直道知事が訪問し、道産品の販路拡大に向けた「北海道フェア」と「北海道食とワインの夕べ」を展開する。管内からは十勝品質事業協同組合の佐藤聡代表らも参加する。

 フェアでは大正メークインのじゃがバターや枝豆、ハラル対応の和菓子などをPR。十勝ワインと「十勝ラクレットチーズモールウォッシュ」など、食の組み合わせも提案する。馬の厩(きゅう)肥を活用したマッシュルーム「ばんえいマッシュ」とばんえい競馬といった、食と観光を絡めた紹介も行う。

 シンガポールは富裕層が多く、周辺国への波及効果も期待できる。三井局長は「輸出とインバウンド(訪日外国人旅行者)で稼ぐため、知名度アップだけではなく、具体的なビジネスに結び付けるプロモーションにしたい」と話している。(安田義教)

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