50回目の節目盛大に 十勝民謡友の会発表大会
「チョイサ節」を披露する九本師匠(中央)。左は尺八の平間友蔵さん、右は三味線の石黒みゆきさん
【幕別】「第50回十勝民謡友の会発表大会」が14日、幕別町百年記念ホールで開かれた。半世紀の節目、大きな会場では最後の開催とあって、会員やゲストらが熱のこもったステージを披露し、約400人の来場者を引き込んだ。
十勝民謡友の会(河合明子会長、加盟11団体)の主催。各加盟団体や賛助・特別出演者ら約70人が出演した。
友の会伴奏団による「出船音頭」で開幕。「北海浜節」「どさんこ舟唄」など会員らの発表や十勝馬唄の親子出演などが続いた。お楽しみコーナーの「ふるさと芸能どさんこ」では、牛や馬、鶏、桃太郎一行などが登場する仮装寸劇も披露され、会場からは笑い声も起こった。
九本栄一師匠は「チョイサ節」「秋田音頭」「武田節」を披露。賛助出演の民謡や、特別出演の津軽民謡王座・つくだ貞夫さんによる「津軽よされ節」が花を添えた。最後は出演者全員で「ソーラン節」をうたい、盛大に締めくくった。
知人が出演したという音更町の男性(85)は「皆さん、気合が入り、声量や熱がすごかった。いいものが見られた」と話した。
(藤島諒司)
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フィナーレには出演者全員でソーラン節を歌い、盛大に締めくくった
「ふるさと芸能どさんこ」による仮装寸劇が笑いを誘った
今年米寿を迎えるとは感じさせない声量で魅了した九本栄一師匠
今年米寿を迎えるとは感じさせない声量で魅了した九本栄一師匠
今年米寿を迎えるとは感じさせない声量で魅了した九本栄一師匠
今年米寿を迎えるとは感じさせない声量で魅了した九本栄一師匠
賛助出演のフラメンコ
賛助出演のフラメンコ
賛助出演のフラメンコ
津軽民謡王座のつくだ貞夫さんが特別出演した
津軽民謡王座のつくだ貞夫さんが特別出演した
津軽民謡王座のつくだ貞夫さんが特別出演した
若手三味線部による曲弾
「ふるさと芸能どさんこ」による仮装寸劇が笑いを誘った
「ふるさと芸能どさんこ」による仮装寸劇が笑いを誘った
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