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広陽小リコーダークラブ 合奏と重奏Wで全国へ

合奏、重奏での全国行きを決め、笑顔の部員たち

 「第33回全道リコーダーコンテスト」(道リコーダー教育研究会主催)で、帯広広陽小リコーダークラブ(宮崎梨歩部長、部員17人)が重奏と合奏の2部門で全国大会の出場を決めた。4年ぶり2度目で、部員は「全国はみんな初めて。いい演奏をしたい」と張り切っている。

 大会は1月12日に札幌市で行われた。小・中・高校と一般の各部で計57チームが出場。独奏、重奏(二~五重奏以上)、合奏(同じパートが2人以上)の3部門で、広陽小は重奏と合奏で金賞に輝いた。十勝からの出場は同小のみ。

 合奏は「ノスタルジック・エア」(金子健治作曲)を演奏。3~6年生の部員全員が出場し、夏休み明けから放課後を中心に練習を重ねた。

 ゆったりとした曲調だが、その分「音と音がぶつからないよう響かせるのが大変だった」と副部長の原彩月(さいら)さん(5年)。一般的なソプラノやアルトのほか、テナーやバスなど7種類のリコーダーを使った多彩な音を合わせること、また3年生が8人と多いことから後輩指導にも気を使った。

 本番では「ホールの響きが良く、一番いい出来だった」と原さん。全国に向けて「金賞を目指して練習していきたい」と意気込んでいる。

 重奏は原さん、同じく副部長の庄司唯菜さん(5年)が出場。二重奏で「4つのアメリカのダンス」(デュアルテ)を演奏し、部を指導する同小の嶋本勇教諭がギター伴奏した。

 本番では「2人だけなので緊張した。音程が合わなかったところも」と庄司さん。速い曲はリズムを崩さないよう不安もあったが、ミスなく演奏を終えた。

 昨年五重奏で出場したことをきっかけに仲が深まり、練習では笑顔も多い。楽譜に記した「世界一聞いている人が笑顔になるような演奏」を目指し、全国での活躍を誓っている。

 全国大会は3月30日、東京で開かれる。

23日にフェス
 十勝リコーダーフェスティバルが23日午後1時半から、帯広市内のとかちプラザ・アトリウムで開かれる。同部も全国出場を決めた曲を含めて演奏する。入場無料。問い合わせは嶋本さん(090・7658・8418)へ。(松田亜弓)

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