あすからセンター試験 畜大に下見相次ぐ
2019年度の大学入試センター試験が19、20の両日、全国で行われる。十勝唯一の会場となる帯広畜産大学では、前年度より13人多い813人が受験する。18日午前の同大では、会場を下見する受験者の姿が見られた。
大学入試センターによると、全国693会場の志願者数は前年度比1%減の57万6829人。うち80・6%が今春高校などを卒業予定の現役生で、現役生に占める志願者の割合は0・6ポイント減の44%と過去2番目に高い水準となった。
帯畜大では18日午前10時に下見が始まり、受験者が会場の位置や注意点などを確認した。鹿追高3年の岩間圭吾さん(18)は「試験会場への行き方が分かると安心につながる」、同級生の千葉宣仁(のりと)さん(18)は「自分の力を試したい」と話した。
また、試験日は受験者送迎で大学周辺の道路渋滞が予想されることから、大学構内を交通規制する=地図参照。夕方は大学正門前から弥生新道へ向かう道路が混雑するため、稲田通に出る迂回(うかい)路の利用を推奨している。
同大は「時間に余裕を持って行動してほしい」とし、送迎目的で大学近くのコンビニエンスストアに駐車しないよう呼び掛けている。試験日の開場は両日とも午前8時半。
帯広測候所によると、帯広の天気は19、20日ともおおむね晴れの予報。(池谷智仁)