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重文資料を入れ替え 武四郎展後期開幕

来場者の目を引くこうもり傘。河鍋暁斎による骸骨が描かれている(16日午前11時15分ごろ、新井拓海撮影)

骸骨図の傘など目玉
 「北海道」の命名者として知られる幕末の探検家松浦武四郎(1818~88年)の特別巡回展「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」の後期日程が16日、道立帯広美術館で始まった。展示は2月11日まで。

 巡回展は昨年12月15日に開幕した。国の重要文化財(重文)は展示期間が限られるため、期間を前期と後期に分けて実施している。

 後期では約100点が入れ替わった。武四郎が西日本に旅する際、友人らが寄せ書きしたこうもり傘「骸骨図縫付傘」(重文)などが目玉となっている。

 千葉県から旅行で十勝を訪れている松本康之さん(44)は、幕末の歴史に興味があり、清水町内の宿で巡回展を知り来場。「とても勉強になる。仏教に理解がある武四郎だから、あんなにたくさんの古物を集められたのでは」と語り、興味深く展示品を眺めていた。(藤島諒司)


◆帯広美術館で開催中
幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎-十勝毎日新聞電子版特設ページ

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  • 来場者の目を引くコウモリ傘。河鍋暁斎による骸骨図が描かれている(16日午前11時15分ごろ、新井拓海撮影)

    来場者の目を引くコウモリ傘。河鍋暁斎による骸骨図が描かれている(16日午前11時15分ごろ、新井拓海撮影)

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