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前期日程残り3日 松浦武四郎展

河鍋暁斎が描いた武四郎の涅槃図を見る来場者(12日午前10時半ごろ、道立帯広美術館で。金野和彦撮影)

 道立帯広美術館で開かれている特別巡回展「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」は12日、前期日程が残り3日となり、多くの来場者でにぎわっている。訪れた人は、華やかな色使いが印象的な「武四郎涅槃(ねはん)図」などの前で足を止め、展示に見入った。

 幕末の探検家、松浦武四郎(1818~88年)の生涯、功績などを体感できる巡回展は大人も子どもも楽しむことができる。前期は14日まで、後期は16日から2月11日まで。全日程で国の重要文化財(重文)183点を含む399点を紹介する。重文は年間の展示日数が限られているため、前期と後期で展示品が大幅に入れ替わる。

 音更町から訪れた木村英子さん(81)は「なかなか見に来られなかったが、前期が終わってしまうので時間をつくって足を運んだ。武四郎については、膨大に学べることがあるので興味が尽きない。後期も楽しみ」と話した。

 前期の見どころは、仏教絵画「涅槃図」の中に武四郎が描かれた「武四郎涅槃図」や「北海道国郡検討図」。後期は「武四郎のユニークな人となりが伝わる『骸骨図縫付傘』などが面白い」(帯広美術館・薗部容子主任学芸員)としている。(奧野秀康)


◆特別展について
幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎-十勝毎日新聞電子版特設ページ

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