多目的運動施設が完成 中札内
完成した屋内施設でゲートボールを楽しむ参加者
【中札内】旧中札内プールを改修した「屋内多目的運動施設」（村西２南３）が完成した。ゲートボール（ＧＢ）場の利用をメインに、サッカーやテニスなどの室内練習にも対応する。９日にはこけら落としとなる村民スポーツ大会「ゲートボール大会」（実行委員会主催）が開かれた。
６月に着工し、１１月末に完了した。人工芝のゲートボールコート２面と、屋外にも３面を整備した。工事費は約１億６０００万円。
９日は、村ゲートボール協会の５チームと役場の２チーム、中札内神社１チームの計８チーム（４８人）が参加。２面のコートで４チームずつが総当たり戦を繰り広げた。
協会加盟のチーム同士が対戦した第１コートは熱戦となり、北島秀夫チームが２勝１敗で１位に。ゲートボール初心者の参加が多かった第２コートでは、役場チームが３勝０敗で１位に輝いた。
ゲートボール協会の岸下幸夫会長（８５）は、「公式競技もできる立派なコートが完成し、会員たちも喜んでいる。今日はこけら落としの試合とあって、みんな張り切って臨んだ」と話していた。
施設を利用する際は、村教育委員会（文化創造センター内）に事前申請を。料金は１人１００円、１団体（１０人以上）５００円。利用時間は午前９時～午後９時半。
問い合わせは村教委（０１５５・６７・２９２９）へ。
（斉藤さゆり通信員）
