グッドー今月末で閉店 ジョイフルエーケーに注力
道内でホームセンターを展開するジョイフルエーケー(本社札幌)は、帯広市白樺16西2の中型ホームセンター「グッドー白樺店」を、今月末で完全閉店する。同社名で運営する大型店の経営に特化し、競争力を高めるのが理由。同社によると、閉店後の店舗はダイイチ(帯広)が「ダイイチ白樺店」の規模拡大のため活用する。
グッドー白樺店は1998年、ダイイチ(帯広)など複合店が集積する「ドリームタウン白樺」内にオープンした。鉄骨造り平屋で、面積は約2640平方メートル。当初は建設資材卸・キムラ(本社札幌)の子会社「グッドー」が経営していたが、8年ほど前に同じくキムラなどが出資するジョイフルエーケーに吸収。ピーク時は道央中心に複数店あったが、現在は「グッドー」ブランドは白樺店だけだった。
2010年に市内東7南16に「ジョイフルエーケー帯広店」が開店した。同社は「グッドーは開店から20年が経過した。ピーク時よりは落ちたが、現在も年5億円を売り上げている。ただ、ホームセンターは大型化が主流になってきたことを踏まえ判断した。地域の皆さまにはジョイフル店をさらに充実させることで貢献したい」(本社)とする。14日からは、在庫品一掃などを盛り込んだ閉店セールも開催する。
閉店後に関しては「かねて要望の声があったダイイチに賃貸する」(同)とした。
(佐藤いづみ)