新庁舎建設に伴い第２庁舎各課が第１庁舎へ引っ越し 芽室町
第２庁舎（写真奥）から第１庁舎へロッカーを移動する職員
【芽室】新庁舎建設に伴い解体される町役場第２庁舎各課の第１庁舎への引っ越し作業が２３日、行われた。職員９０人が事務机や椅子、ロッカーなどの“大移動”に汗を流した。
第１、第２庁舎は隣り合わせで、第２庁舎を解体した跡地に新庁舎を建設する。解体工事は来年２月から実施する。
１９５８（昭和３３）年に建設された第２庁舎には１階に農林課、商工観光課、農業委員会、２階に建設都市整備課、水道課が入り、計５２人の職員が働いていた。
２６日からは水道課が第１庁舎１階、農林課と商工観光課、建設都市整備課が同２階、農業委員会が同３階で執務する。
庁舎建設担当の佐藤季之企画財政課参事は「執務空間が狭くなり不便をかけるが、各課がアイデアを出し合い、住民サービスを低下させないよう取り組んでいきたい」と話している。
新庁舎は２０１９年度に着工、２１年度に使用を開始する予定。建設に関わる全体事業費は２９億円と試算している。（澤村真理子）
