広尾コンブの給食おいしい 漁協が提供
【広尾】地元の食材を使った「ふるさと給食」として、「広尾コンブの和風スープスパゲティ」が9日、町内の幼稚園、小・中学校、高校で提供された。
広尾漁協昆布漁業部会(相津雅士部会長)が無償提供した広尾産干しコンブを活用した。同部会からのコンブの提供は3年目。この日、広尾小学校(高橋敏宏校長、児童244人)には豊似小学校(秦公一校長、児童33人)の5、6年生が訪問。両校児童が給食を一緒に味わった。
広尾小5年1組の児童はコンブの風味や食感を味わい、思わず笑顔に。父親が漁業を営む木屋汰寿(たいじゅ)君(10)は「コンブと麺の相性が良くて、すごくおいしかった」と話していた。(松村智裕)