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「十勝晴れ」大吟醸、あすから販売

今年初登場の純米大吟醸(左から2品)。右は併せて販売する小瓶

 産学官の「とかち酒文化再現プロジェクト」(事務局・帯広信用金庫)で醸造に取り組む地酒「十勝晴れ」に「純米大吟醸」が初めて加わり、10日から管内の小売店など約100店で販売される。

 純米大吟醸は低温でゆっくり発酵させる手法で、米本来のうま味を引き出す。2015年から醸造していた大吟醸に代わって取り組んだ。プロジェクトは「香りが良く、味もまろやか」としている。価格は1・8リットル瓶5400円。720ミリリットル瓶2700円。限定それぞれ552本、1956本。

 十勝晴れは音更町の農業白木祐一さんの水田で作った酒米「彗星(すいせい)」と同町の水を使用。田中酒造(小樽)に委託し、2010年から醸造している。今回は同時に、昨年発売された純米吟醸「十勝晴れ」小瓶(180ミリリットル、700円)も限定1995本販売される。問い合わせは帯広小売酒販協同組合(0155・26・1121)へ。(佐藤いづみ)

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