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イオン帯広店リニューアル検討 青柳社長

イオン帯広店の改装について語る青柳社長(左)。中央は執行役員エリア推進部長の佐々木晃一氏、右はエリア推進部環境社会貢献担当部長の相馬仁美氏

 イオン北海道(本社札幌)の青柳英樹社長(57)は19日、イオン帯広店(西4南20)について「今年度は無理だが、そう遠くない時期に店舗をリニューアルをしたい」との見解を示した。また、「次の10年に向けて」として、「店舗を核としつつ、ネット販売を確実に行いながら国内外へ北海道ブランドを発信する体制も強化したい」と述べた。

 イオン帯広店は1979年のニチイ帯広店が前身。サティやポスフールに名を変え、増床などを行った上で、2011年に現在の店名となった。

 青柳社長は同日、新任あいさつで十勝毎日新聞社を訪れた。「社内的な審議はこれから。時期や内容は固まっていない」と前置きした上で、「これまで店舗改装にはほとんど手をつけてこなかった。食品や衣料はケースの刷新も含め、売り場の在り方を変えたい。地域の商品をもっと拡大させたいとの思いがある」と話した。

 青柳社長は1961年長野県安曇野生まれ。2017年5月からイオン北海道の取締役兼執行役員営業本部長。星野三郎前社長が病気療養で退任したことに伴い、10月から現職。「『全員経営』という前社長の思いは根付いてきた」としている。

 また、20年3月にグループのマックスバリュ北海道(札幌)と合併することに触れ、新体制については「(新会社の)経営ビジョン策定などが先。まだ公表できる段階ではない」とした。

 昨年10月、十勝・帯広でも発行を始めた「ご当地WAONカード」の利用実績が3億6632万円に達し、「好調に推移している」とも述べた。
(佐藤いづみ)

関連写真

  • 次の10年に向け、グループの合併の必要性を訴える青柳社長

    次の10年に向け、グループの合併の必要性を訴える青柳社長

  • グループの合併の必要性を訴える青柳社長(左)

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