みこし、山車練り歩く 帯廣神社例大祭で渡御
帯廣神社(大野清徳宮司)の秋季例大祭は24日に本祭を迎えた。氏子ら約70人がみこし1基、山車4台と帯広市内を練り歩く渡御を、沿道の市民が見守った。
本祭は午前8時半から御社殿で始まり、約40人が参加。大野宮司の祝詞奏上や玉串奉奠(ほうてん)が厳かな雰囲気の中で執り行われた。
午前10時に同神社を出発した渡御では、市内を巡り、電信通り商店街などでは、供饌(ぐせん)祭として果物や菓子が氏子らに提供された。
山車の上では日本舞踊や童歌に合わせた踊りが披露された。市内の水村唯奈さん(30)は娘の百恵ちゃん(4)の同級生の踊りを見に沿道へ。「かわいらしくて上手だった」と笑顔を見せた。
渡御は25日も行われる予定。(石川友史)