停電の不安、音楽で解消 とかちプラザでコンサート
停電で生活に不安な人を受け入れる臨時休憩所となっている帯広市内のとかちプラザで、7日午後7時からピアノとバイオリンのコンサートが開かれた。
とかちプラザの職員でバイオリニストの和光憂人さんが、休憩所を利用者に癒やしを与えようと急きょ企画。ピアニストの長尾崇人さん、伊藤夢里子さんと共に演奏した。
「花は咲く」「糸」など10曲以上を約1時間演奏し、利用者や市職員ら約70人が耳を傾けた。市内の宮武雅法さん(64)は「市民が不安に思っている中、こういう企画は素晴らしい。3人の愛情が伝わって感動した」と話していた。(川野遼介)