家族連れでにぎわう 第33回おびひろ健康まつり
「第33回おびひろ健康まつり」が2日、帯広市保健福祉センターで開かれた。多くの家族連れが訪れ、無料検査や相談などを通して健康への意識を高めた。
市医師会や十勝歯科医師会、同薬剤師会十勝支部など9団体でつくる実行委員会が主催。肺年齢や骨密度などの各種体験コーナーや講演会、子ども向けの薬の調剤体験が行われた。頸(けい)動脈エコー検査には長い列ができた。
道栄養士会十勝支部は牛乳を入れた「ミルク肉じゃが」を試食用に提供。牛乳を入れることで塩分を抑え、カルシウムも取ることができる「乳和食」をPRした。
2年前の病気を機に初めて訪れた市内の小山佳行さん(72)は骨密度検査などを受け、「数値は正常だった。今後も健康に気を付けたい」と話していた。(川野遼介)