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十勝の豆、バルーン容器で販売へ 上士幌移住の中村さんデザイン

熱気球をデザインした商品をPRする中村さん

 【上士幌】上士幌のシンボル熱気球を容器やラベルにデザインした素焼き豆「十勝産素焼黒大豆 BEANS」が完成した。デザインを考案したのは移住者の中村哲郎さん(60)。12日まで町航空公園で開催中の「北海道バルーンフェスティバル」でさっそく販売されている。

 中村さんは群馬県出身。学生時代、熱気球に打ち込んだことが縁で定年退職後の昨年9月、町に移住した。町内で熱気球に関する商品が少ないことに気付き、「大好きなバルーンを地域振興に生かせれば」との思いで容器をデザインした。中身は本別町で食べて以来「ファンになった」という豆菓子を入れることにした。

 容器は試行錯誤を重ねながら原型を完成させた後、札幌のプラスチック製品メーカーで製造。球皮をデザインしたラベルは赤と青色の2種類を用意した。今後、全国各地の熱気球イベントでも売り込めるよう「2018 上士幌」のシールは別に貼っている。

 素焼き豆は本別町の食品メーカーが製造している商品を使用。豊かな風味とサクサクとした軽い食感が楽しめるのが特徴だ。

 かみしほろ情報館では、すでに販売をスタート。今後、町内の商店などにも売り込んでいく計画だ。中村さんは「炊飯器に入れて豆ご飯にしてもおいしい。他の特産品にも挑戦し、熱気球をPRしていきたい」と意気込んでいる。

 1個600円。バルーンフェスタでは計280個を用意し、期間中のみ2個1000円。問い合わせは、かみしほろ情報館(01564・2・3993)へ。(安倍諒)

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