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帯南商クッキング部 豚丼スティックでエリア選抜大会へ

「全国の人に豚丼のおいしさを知ってほしい」と意気込む帯広南商業高クッキング部の(左から)小池さん、淡路さん、廣山さん

 帯広南商業高校クッキング部の部員3人が、「第7回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(農林水産省、全国食の甲子園協会主催)の北海道・東北エリア選抜大会(10日・仙台市)に出場する。考案したメニューは「豚丼スティック」。選抜大会を前に「練習の成果を発揮し、3人で調理を楽しみたい」と意気込む。

 出場するメンバーは、いずれも3年の小池菜月さん(17)=部長=、淡路鈴花さん(17)、廣山玲奈さん(17)。同校クッキング部のエリア選抜大会出場は2年ぶり。

 豚丼スティックは「多くの人に豚丼を知ってもらいたい」と考案。春巻きの皮で豚丼をくるみ、スティック状の手軽に食べられるサイズにした。5月末から試作を重ね、本物のたれに近づけるために店に出向いて試食もした。

 目指すは決勝大会(11月2日・東京)進出で、小池さんは「3人で力を合わせて練習の成果を発揮したい」と話している。

 同甲子園は、高校生が地元の食材を使った料理の腕を競う。今年は全国100校から計352チームの参加があり、書類審査を通過した35チームが全国7エリアの各会場に集結する。

 道内からは小樽水産との2校がエリア選抜大会に挑む。帯広南商業は2015年に北海道勢初の全国優勝を果たしている。(牧内奏)

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