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大型遊具の整備に着手 足寄・里見が丘遊具広場

大型遊具が設置される里見が丘公園の遊戯広場の一部分(ふわふわドーム後方)。昨年度は盛り土と滑り台の基礎に着手した

 【足寄】町は、里見が丘公園遊戯広場の大型遊具の整備に本格着手した。延長50メートルを超えるローラー滑り台、斜面を登るホールドクライムなど大規模な施設を設置し、団体にも対応可能な遊びの拠点とする。来年のゴールデンウイーク(GW)に合わせたオープンを予定している。

 広大な里見が丘公園(150ヘクタール)の再整備基本計画の一環。遊戯広場は野球場に隣接し、これまで段階的に整備を進めてきた。2016年度には足湯に屋根と囲いをつける改修を実施、「ふわふわドーム」も新設している。

 今回着手したのは、同広場内の3400平方メートルの敷地に盛り土をするなどした昨年度の1次施工を経て、大型遊具を設置する工事。2カ年かけた事業費は2億2970万円。足湯とふわふわドームを入れると3億4970万円(2分の1国補助)となる。

 遊具のメインは延長51・7メートル、落差10メートル、急カーブもあるローラー滑り台。ローラーで滑ることで、摩擦によるやけども抑えられるという。ほかに筒状の3つの滑り台も備える。また、ボルダリングのように斜面を登って行くホールドクライムやネット遊具(ともに高さ2・5メートル程度)、長さ20メートルのターザンロープ(1人用)も整備する。敷地には芝生を張る計画だ。

 7月31日の町議会臨時会で、今年度分の工事請負契約が可決された。町によると、オープンは雪の状況を見ながら来年4月下旬を視野に入れている。町建設課では「小学生くらいが遊べる広場。優先順位を考えながら、未就学児の遊具なども検討していきたい」としている。(木村仁根)

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