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豪雨被災地へ災害派遣 陸自第5旅団

被災地へ向けて帯広駐屯地を出発する災害派遣隊(9日)

 中国・四国地方を中心に甚大な被害をもたらした豪雨災害を受け、陸上自衛隊第5旅団(司令部帯広、堀井泰蔵旅団長)は9日、被災地からの出動要請に基づき、災害支援のため隊員を派遣した。現地で入浴支援に従事する予定。

 派遣される隊員は、旅団司令部2人と第5後方支援隊(蛯原良雄隊長)22人の計24人。男女別の浴槽などの資材を、専用車両12両に搭載した。

 東千歳駐屯地、苫小牧港を経由して10日夜に敦賀港(福井)着。被災状況に応じて現地に入る。

 「熊乃湯」の名で提供される入浴設備は男女別で、1つの浴槽に1回約20人、1時間で100~120人が利用できる。2016年8月、台風10号で被災した新得町でも使用された。

 帯広駐屯地では9日午後4時から移動を開始。駐屯地の隊員や家族ら約500人、東北海道自衛隊協力会連合会など4団体の各会長と会員約35人が日の丸の手旗を振りながら隊員を見送った。

 同旅団は「被害に遭われている方の生活支援の一助となるべく全力で支援に当たる。入浴の機会を提供することで、癒やしや安心を届けられたら」としている。(石川友史)

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