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帯広美術館で「魔法の美術館」始まる

光の的当ての作品を楽しむ子どもたち

 見て、触って、楽しめる体験型の展覧会「魔法の美術館」が6月30日、道立帯広美術館で始まった。光や音、映像が織りなす世界が家族連れなどを楽しませている。9月5日まで。

 帯広美術館と同館振興会が主催。小道の上を歩くと色や光があふれ出す「七色小道」や、動き回る光の的にボールを当てると光の粒の噴水が発生する「SplashDisplay」など12作品が並ぶ。

 同館の野田佳奈子学芸員は「動きに反応して音や光が現れるなど、作品と鑑賞者の双方向的な交流で成立する参加型の展覧会」と話す。

 芽室町から訪れた佐藤梓さん(39)は2人の子どもと観覧。心君(9)は「光の的にボールを当てるのが楽しかった」、蛍君(6)は「真っ白な絵本に物語が出てくるのに驚いた」と笑顔を見せた。

 初日は帯広花園小の6年生全員が招待され、開会式では児童会長の松井姫月さんら7人がテープカットを行った。

 午前9時半~午後5時(入場は午後4時半まで)。月曜休館。観覧料は一般800円、高大生500円。中学生以下無料。館内ロビーでは神田日勝記念美術館の「馬の絵作品展」のサテライト展示も行われている。問い合わせは帯広美術館(0155・22・6963)へ。(石川友史)

関連写真

  • 光の的当ての作品に親しむ来場者

    光の的当ての作品に親しむ来場者

  • 真っ白な絵本に物語が映し出される作品を鑑賞する来場者

    真っ白な絵本に物語が映し出される作品を鑑賞する来場者

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