4図書館で連携ビンゴゲーム 幕別・池田・豊頃・浦幌
【幕別・池田・豊頃・浦幌】十勝東部4町の図書館を巡るビンゴゲームイベントが7月14日から開かれる。北海道命名150年を記念し「北海道の足跡をたどろう!」がテーマ。開拓に関するクイズなどに正解してビンゴを達成すると、各町の偉人をイメージしたしおりなどがもらえる。8月12日まで。
幕別、池田、豊頃、浦幌の図書館による交流連携事業の第6弾。子どもを主に図書館に親しんでもらうことが狙いでビンゴイベントは3回目となる。
ビンゴはミッション4つとクイズ4つで全4列がそろう。ミッションは館内に隠れた牛の絵を探したり、町の花や木、鳥をさいころでそろえるゲームなど。1館で4つ全て達成できる。クイズは各館1問で本を借りて解答権を得る。東部4町の町民は期間中、他の町で借りた本は地元で返却できる。
偉人のしおりは、池田でワイン町長と呼ばれた丸谷金保さんにちなんだ「メリー町長」や浦幌の沿革史編さんに携わった間宮不二雄さんをイメージした「くまお」など、動物と融合したキャラクターを製作。2館を巡っての3列ビンゴで特製ストラップの「銀の北海道」、4館到達の全列制覇で「金の北海道」をもらえる。
また、幕別は7月29日、豊頃は8月4日、池田は同5日、浦幌は同7日に特別企画として、浴衣や甚平を着ている人や星のモチーフを持っている人にプレゼントを贈呈する。
各館は着々と準備中。「毎回来てくれる子がいてうれしい」と池田の佐藤亜美さん。豊頃の浦辺実奈さんは「各館の特色の違いを感じて」、浦幌の柴田ほのかさんは「読書に抵抗がある人も楽しめる」とし、幕別の野口綾香さんは「クイズで地元の歴史に少しでも興味を持ってほしい」と話している。
問い合わせは各館(幕別0155・54・4488、池田015・572・6006、豊頃015・579・5802、浦幌015・576・5833)へ。(松村智裕)