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MOMO2号機打ち上げ 30日と7月1日、4日 大樹

打ち上げ再挑戦の日程が決まったMOMO2号機と、最終リハーサルを行うIST社員(19日、浜大樹の実験場で)

 【大樹】インターステラテクノロジズ(IST、大樹、稲川貴大社長)は21日、延期していた高度100キロの宇宙空間を目指す観測ロケットMOMO2号機の打ち上げを6月30日、7月1、4日の日程で行うと発表した。

 打ち上げ予定時刻は各日とも午前5時~同8時、午前11時~午後0時半、午後4時~同5時半。天候や機体、準備の状況によってこの範囲内で打ち上げ時刻が変動する場合もある。

 ISTは昨年7月にモモ1号機を町浜大樹の実験場から打ち上げ、高度20キロ手前で宇宙空間には届かなかった。再挑戦となる2号機は、今年4月28日~5月5日に打ち上げ予定だったが、不具合で延期していた。

 不具合の主な原因は、燃料を送り出すなど、機体内の各種バルブを動かす窒素ガスの圧力調整機。延期後、ISTではこの他の改善点も含め、改良試験を重ねてきた。

 19日に町浜大樹の実験場で打ち上げの最終リハーサルを終え、関係機関と調整して打ち上げ日を決めた。稲川社長は同日の実験後、「細かいトラブルを出し切るよう取り組んできた。お待たせしたのは心苦しかったが、現場も精いっぱい頑張っており、今度こそ大樹が宇宙に届く町であることを示したい」と話していた。

 ISTは前回同様、町晩成に発射点が見られる有料観覧席(大人1人4800円)を設ける。

 町、IST、十勝毎日新聞社でつくる「宇宙のまちづくり推進事業実行委員会」も、町多目的航空公園でのパブリックビューイングを実施する方向で検討している。(眞尾敦)

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