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スマホで子育て情報管理 士幌 電子母子手帳を導入

今年度から運用を始めた電子母子手帳アプリ

 【士幌】町は今年度から、電子母子手帳アプリの運用を始めた。妊婦健診の結果や健診案内、子どもの成長記録などをスマートフォンで管理できる。妊娠期から子育てまで切れ目なくサポートする。

 アプリ名は「母子モ」。コンテンツ配信会社のエムティーアイ(東京)が開発し、全国の約70自治体で導入されている。既存の紙の手帳と併用でき、無料でダウンロードできる。

 出産予定日や子どもの生年月日、郵便番号などを登録すれば、町から定期健診や予防接種のスケジュールを知らせてくれる。妊娠週数や子どもの月齢に応じて案内があるため、受診忘れや接種ミスを防ぎやすくなる。妊娠中の体重や子どもの身長、体重を記録すれば、グラフで変化を確認でき、家族間でデータを共有することもできる。

 町のホームページに案内パンフレットを掲載しており、QRコードからアプリにアクセスできる。町保健福祉課は「とても便利なアプリ。楽しく子どもの成長を見守るツールとして多くの町民に利用してほしい」としている。

 町は関連経費として26万円を予算化している。
(安倍諒)


◆士幌町電子母子手帳アプリについて
電子母子手帳アプリ「母子モ」解説パンフ(PDF)-士幌町公式ホームページ

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