藤棚あでやかに とてっぽ通で見ごろ 帯広
帯広市西7南18のとてっぽ通にある藤棚が、今年も見ごろを迎えている。29日の帯広は昼過ぎの時点で25・2度と7日ぶりの夏日に。青空の下で薄紫色の花房が棚からあでやかに垂れ、道行く人たちの目を楽しませている。
とてっぽ通の藤棚は30年ほど前に設置され、毎年この時期に開花する。高さ約2・5メートル、全長約15メートルの棚のあちこちで今年も花房が咲き誇っている。近くにある北海道ホテルの宿泊客らも見物に訪れ、写真を撮る姿も見られる。
傘寿の祝いで同ホテルに宿泊した市内の女性は「咲いているのを期待して見に来た。ちょうど良い時期でうれしい」と、カメラのシャッターを切っていた。(折原徹也)