晴天に恵まれ今季最初のハッピーセレモニー 幸福駅
ウエディングイベント「ハッピーセレモニー」(帯広観光コンベンション協会主催)が29日、帯広市内の旧国鉄広尾線幸福駅で行われた。今季最初のセレモニーは天気に恵まれ、青空の下、3組が家族や観光客らの祝福を受けた。
ハッピーセレモニーは2002年に始まり、今年で17回目。昨年度は41組が参加し、これまでに計2882組が臨んだ。
この日、1組目に祝福を受けた千葉県の長井友樹さん(28)と帯広市の松田里奈さん(25)は、タキシードと純白のウエディングドレスをそれぞれ身にまとい、記念証に署名。互いへのメッセージを記入した。
家族や友人、観光客が見守る中、2人が「幸福の鐘」を鳴らすと会場は大きな拍手に包まれた。
長井さんは「1年前にこのイベントを知って、ぜひ参加したいと思った」、松田さんは「仲の良い家庭を築きたい」と笑顔を見せていた。
今年から2種類のプランを用意。このうち、その場で衣装に着替えて記念撮影を楽しむプラン(1組3000円)は4、5月中は予約制。6月から飛び入り参加にも応じる。
期間は11月30日まで(水曜定休、午前11時~午後4時)。問い合わせは帯広観光コンベンション協会(0155・22・8600)か、市観光課(0155・65・4169)へ。(牧内奏)