ファンや観光客が熱い声援 ばんえい競馬開幕
2018年度のばんえい十勝(帯広市主催)が20日開幕し、151日間の熱戦の火ぶたを切った。帯広競馬場には陽気に誘われて多くのファンや観光客が訪れ、ばん馬の力強いレースに歓声を上げた。
初日は午後1時半の開門と同時にファンらが次々と入場。騎手や関係者がお菓子をプレゼントして出迎えた。第1レースの開始前には、主催者を代表して米沢則寿帯広市長が「十勝・帯広はもとより、全国のファン、関係者ら多くの人に支えられて新年度を迎えられた」と感謝し、「今年は各種イベントのほか、これまで以上に白熱したレースを見せられるよう、関係者一同、頑張っていきたい」と述べた。
今年度のスタートを告げる第1競走には、ばん馬の雄姿を見ようとコース横に観客が詰め掛けた。札幌市から家族3人で訪れた小林大輝さん(30)=会社員=は「初めて生で見た。天気も良く、スタートからゴールまで一緒に歩いて観戦できたのが面白かった。また来たい」と満足そうに話していた。
発売額が2割増
初日の発売額は1億7814万2300円(昨年比19・8%増)で、帯広市単独開催となった07年度以降最も多かった昨年をさらに上回った。入場者数も1014人(同109人増)と増加した。
◆ばんえい競馬について
・ばんえい十勝(PC版)-公式ホームページ
・ばんえい十勝(SP版)-公式ホームページ