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金粉巻きで祝福を 幕別竹葉寿司が高木姉妹にすし創作

高木姉妹の金メダルを祝福するために考案した特製の太巻きを手にする杉山店主(折原徹也撮影)

 【幕別】平昌五輪スピードスケート団体追い抜きで金メダルを獲得した高木菜那選手(25)と妹の美帆選手(23)の活躍に沸く地元幕別町で、姉妹行きつけのすし店「竹葉寿司」(札内中央町)の杉山雪男店主(72)が金粉を使った太巻きを考案した。2人が帰町したら食べてもらう予定で、「喜ぶ顔が見られたら」と凱旋(がいせん)を心待ちにしている。

 店は姉妹の実家に近く、バンクーバー五輪(2010年)ごろから家族ぐるみの付き合いを続けている。杉山さんは五輪期間中、町百年記念ホールで開かれたパブリックビューイングに連日参加。「優勝が決まった瞬間は最高だった。こんな形で立ち会えるとは」と感動を振り返る。

 姉妹のメダルが決まったら豪華な料理で迎えることを決めていた杉山さん。さっそく、卵やかんぴょう、そぼろなどの具を使った太巻きの上に、2人の好物のまぐろ、ほたて、サーモン、カニを載せたすしを創作。上にはメダルにちなんだ金粉をまぶした。

 「まずは2人に食べてもらいたい」と一般提供については検討中。「念願だった姉妹でのメダル。金粉と好物を使用したすしで祝福したい」と姉妹の笑顔を見るのを心待ちにしている。(石川友史)

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