徳島・大分から訪問団来帯 スケート交流会
帯広市の産業文化姉妹都市・徳島市と観光文化姉妹都市・大分市の子ども親善訪問団が26日に来帯した。今夏に両市を訪れた帯広市の小学生とも再会し、28日には雪や氷を使った冬の遊びを一緒に楽しんだ。
徳島とは1979年から毎年子ども親善訪問団の相互派遣を行い、82年に姉妹都市になった。また大分とは66年に姉妹都市になり、子ども訪問団の相互派遣は97年から行っている。今年は両市からそれぞれ小学生6人が29日まで、3泊4日の日程で帯広を訪れた。帯広の小学生の家庭にホームステイしながら、酪農体験や雪遊びなど十勝の冬を満喫した。
28日は広瀬牧場で搾乳やアイスクリーム作りを体験した他、帯広の森アイスアリーナでスケート交流会を開いた。3市の小学生約20人が集まり、氷上で親交を深めた。徳島と大分の子どもは、初めは帯広の子どもに手を引かれながら滑り、最後は鬼ごっこで盛り上がった。
大分の田尻小5年の加納聡君(10)は「再会できてうれしかった。いい経験になった」と笑顔。大分の大在小5年の松田咲良さん(11)は「雪景色がすごい。スケートは難しかったけど、結構滑れるようになった」と話していた。(長谷川正人)