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マット契約料の一部「クロユリ」寄贈に ダスキン

マットを手に、クロユリの認知度向上に協力を呼び掛ける2社の幹部ら。右から2人目は工藤副社長

 ダスキン(本社大阪)の代理店である、ダスキンオビヒロ(同、小川和幸社長)と登寿ホールディングスダスキン事業部・ダスキン北一やまざき(帯広、宮坂寿文社長)は、帯広をPRするレンタルマットの契約料の一部を、帯広市の花「クロユリ」を市内全小学校に寄贈する費用に充てる、地域貢献キャンペーンを展開している。

 対象品は、ダスキン北海道地域本部(札幌)などが道内各地で製品化している「JIMATO(ジマット)」。地域を表現した独自のデザインで、帯広はスピードスケートやばんえい競馬、十勝大橋などに加え、「クロユリ」もあしらわれており、今秋までに完成した。大きさはS(75センチ×90センチ)とL(90センチ×150センチ)の2種。

 帯広商工会議所では今年から「クロユリ」の認知度を高めようと、市内各所にプランターを設置するなどの活動している。2社は「子どものうちからクロユリに触れる環境をつくることで、運動を支えたい」(工藤貴樹ダスキンオビヒロ副社長)と今回のキャンペーンを発案した。

 ジマットのレンタル料は2週間でSが999円、Lが1825円(契約期間2年以上)。2社で契約すると、1件につきSサイズで1000円、Lで2000円がそれぞれ寄付される。これらを原資に、クロユリの開花時期に合わせた来年5月に市内の26小学校にプランターを寄贈する計画。

 目標契約数は2社で130枚、すでに約30枚の契約がある。工藤副社長は「ジマットを敷くことで帯広の特色を発信でき、市の花・クロユリの周知にも協力できる」とPRする。問い合わせはダスキンオビヒロ(0120・22・8488)か、ダスキン北一やまざき(0120・202・888)。(佐藤いづみ)

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  • ジマットを敷いて子供たちに「市花がクロユリ」の認知を高める活動に協力を、と呼びかける2社の幹部ら(右から2人目が工藤副社長)

    ジマットを敷いて子供たちに「市花がクロユリ」の認知を高める活動に協力を、と呼びかける2社の幹部ら(右から2人目が工藤副社長)

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