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人工降雪機の稼働開始 ぬかびらスキー場

 【上士幌】十勝管内のトップを切り、ぬかびら源泉郷スキー場(石田稔弓総支配人)で人工降雪機を使った人工雪の散布が始まった。

 2人のスタッフが夜通しで4台の降雪機を稼働。合宿の練習用に使用するワイドコースから始め、順次別のコースも整備していく。

 気温が氷点下となった16日未明から始め、午後5時半から本格的に作業を開始。氷点下3・7度(午後7時現在)と冷え込む中、スタッフが気象状況や風向きを確認しながら降雪機の向きを変えるなど調整していた。降雪機から勢いよく飛び出した粒子状の水が空気中で凍り、照明に照らされながら雪となってスキー場の空に舞い上がった。

 合宿向けのオープンを12月1日に控え、スタッフの杉浦優紀さんは「今後さらに冷え込んでくれれば」と話していた。管内ではサホロリゾートスキー場で来週以降、メムロスキー場で12月1日に人工降雪機を使った散布が始まる予定。(川野遼介)

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