各地でみぞれ 夜の初めまで暴風にも警戒 台風２１号
更別市街地ではうっすらと雪化粧（２３日正午すぎ）
超大型で強い台風２１号の接近を受けて、帯広測候所は２３日午前、十勝地方の気象情報を発表。２３日昼前から夜の初めごろまで暴風に、２４日明け方までうねりを伴う高波に警戒を呼びかけている。また２４日午前６時までの２４時間に山沿いで４０センチ、平地の多いところで１５センチの降雪を予想し、交通障害にも注意を呼びかけている。
２３日は上空に寒気が流れ込み、内陸を中心に重く湿った雪が降り、平地も今季初めての積雪状態になると予想。最大風速は陸上で北の風１６メートル（最大瞬間風速３０メートル）、海上で２８メートル（同４０メートル）で、ピークは昼前から昼すぎとしている。
台風２１号は２３日午前４時現在に静岡県沼津市の南南西約４０キロを１時間に約６０キロの速さで北北東に進んでいる。中心気圧は９５５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大瞬間風速は５５メートル。今後も北東に進み、２３日夜には北海道の南東海上に達して温帯低気圧に変わる見込み。
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