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高倉健展開幕

高倉健の魅力が詰まった会場を見て回る来場者(12日午前9時半ごろ、塩原真撮影)

 日本を代表する俳優・故高倉健さん(1931~2014年)の映画人生を振り返る追悼特別展「高倉健」が12日、道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)で開幕した。

 同館、実行委員会、十勝毎日新聞社、NPO十勝文化会議、毎日新聞社の主催。「幸福の黄色いハンカチ」など数々の名作で日本映画史に名を残す高倉さんの全出演作205本からの抜粋シーンを、30台近いモニターやプロジェクタで紹介するほか、貴重な資料も公開している。

 初日は午前9時から、関係者約60人が出席して開会セレモニーが行われた。同館の石堂普之館長が「北海道をこよなく愛した健さんの、表現者としての仕事を一堂に見られる展覧会」、林浩史十勝毎日新聞社社長が「パイオニア精神にあふれた健さんと同様、美術館での開催は挑戦的なもの」とあいさつした。

 この後、開館となり、関係者や市民らが熱心に場内を巡った。

 11月12日まで。午前9時半~午後5時(入場は午後4時半まで)。月曜日(18日、10月9日、11月6日を除く)と9月19日、10月10日は休館。入場料は一般1000円、高大生600円。中学生以下と障害者手帳を持っている人などは無料。(大木祐介)

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  • 高倉健の魅力が詰まった会場を鑑賞して回る来場者たち(12日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

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  • 高倉さんの全出演作からの抜粋シーンが流れる展覧会場(12日午前9時半ごろ、塩原真撮影)

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