小学生にトレーニング法を指導 帯南商高スケート部
帯南商高スケート部(黒澤博監督、戸水謙一郎主将、部員12人)は26日、同校トレーニング室などで小学生を対象にスケートのトレーニング法を指導した。
同校が、生徒の力を地域社会に還元する「全校ボランティア」の一環。
帯広をはじめ士幌、中札内など管内の小学1~6年生約30人が参加。4グループに分かれ、スライドボード、カーブベルトを使った練習や体幹トレーニング、スケーティングフォームの練習に取り組んだ。スライドボードでは部員が体を支え、スケーティングの姿勢を保った横方向の動き方を教えた。
参加した三瓶花瑠さん(木野東小4年)は「練習のコツを分かりやすく教えてもらい、(個人での練習が)やりやすくなった」とし、「今年の足寄大会で10位以内に入りたい」と目標を掲げた。
戸水謙一郎主将は「毎年大勢の子どもたちが練習に参加してくれてありがたい」と喜ぶ。その上で「みんな楽しんでくれるのが一番」とスケート人口の増加に期待していた。(折原徹也)