スイートコーン粒ぞろい 芽室で収穫開始
【芽室】町が日本一の生産量を誇るスイートコーンの収穫が始まった。町北芽室北6線の坂東農場(坂東隆幸代表)では日が昇る前から家族が作業に当たり、粒の詰まったコーンが次々とコンテナに入れられている。
同農場では生食用と加工用合わせて約5ヘクタールでスイートコーンを栽培。いち早く収穫するため、3月に種をまいてビニールハウス内で苗を育て畑に移植している。今年は14日から収穫を始め、同日からめむろファーマーズマーケット愛菜屋へ出荷している。
16日は午前3時から坂東代表(58)と妻裕美さん(58)、長男俊徳さん(34)が作業に当たった。糖度の高い午前6時ごろまでに収穫を終わらせるため、手際よく選別・収穫し、雪室で保管している。
今年は連日の高温で生育が早い。坂東代表は「例年8月初旬までかかるが、今年は7月中に終わってしまうかも」と話している。(澤村真理子)