英傑三氏像の環境整備 士幌高生と高齢者学級 士幌
【士幌】寛勇芳士をたたえる会(会長・高橋正道JA士幌町組合長)は23日、町の発展と農業振興に功績のあった士幌高原にある英傑3氏(秋間勇、太田寛一、飯島房吉の3氏)の銅像とその周辺の環境整備を行った。
士幌高校フードシステム科2年生21人と高齢者学級柏樹大学生7人が参加し、銅像の清掃と周辺の草刈りをボランティアで行った。
高校生は総合実習の時間を活用して作業に汗を流し、作業終了後は元JA士幌町専務の早坂孝夫さんが三英傑の銅像前で、それぞれの功績について講話した。
同校2年岡崎美桜さん(16)は「作業は少し疲れたが、3人がいて今の士幌がある歴史を知りました」と話した。参加者は焼肉ハウスで昼食をとりながら、昔の話や今の高校生活などをテーマに和やかに懇談し交流を深めた。(伊藤健蔵通信員)