音更高校開放講座始まる
生徒のサーポートを受けながらプランターに植栽する受講者（左）
【音更】町教委と音更高校が主催する今年度の同校開放講座の「農業講座」が１日、同校園芸実習室で開講した。１１月までに４回、園芸に関する講習会を実施する。
初回のこの日は「草花講習会」で、夏の草花寄せ植えを町内外から参加した７人が受講した。同校の野坂渉教諭と高橋晋実習助手が講師を務め、授業「草花基礎」を選択している２年生１１人がサポートした。
受講者はマリーゴールドやサルビア、ペチュニア、カスミソウなど約１５種類から好みの８～１０株を選び、ボウル状のプランターに生徒と相談しながら植栽した。定年後から受講しているという町内の主婦（６７）は「先生も生徒も親切に教えてくれるので、いつも楽しみにしています」と話し、サポートした鳥海颯汰さん（１６）は「授業でやっているので、受講者の好みを聞いてアドバイスできた」と話していた。（村西信一通信員）
講座の問い合わせは町教委生涯学習課社会教育係（０１５５・４２・４０９９）へ。
今後の日程と内容は次の通り。
▽７月６日午前１１時５５分～午後０時５５分＝ハンギングバスケット講習会（作り方、定員３０人）
▽１０月２４日午後２時半～同３時半＝土づくり講習会（土壌の特性・簡易分析と培養土の作り方、定員１０人）
▽１１月９日午前１０時５５分～同１１時５５分＝シクラメン講習会（栽培方法と実技、定員２０人）
