ばんえい十勝開幕 10周年の熱いレース始まる
「ばんえい十勝」の2017年度開催が21日、幕を開けた。帯広市の単独開催となって今年で10周年。帯広競馬場にはこの日、多くの市民や観光客が訪れ、新年度最初のレースを楽しんだ。
初日は午後1時半に開門。直前には入場門前の観光施設「とかちむら」の入り口まで100人以上の列ができた。開門と同時に騎手やマスコットキャラクターのリッキーが来場者を出迎え、お菓子をプレゼントした。
同2時40分には第1レースが行われた。日高管内日高町から家族3人で訪れた会社員高柳良介さん(29)も観戦。「2年ぶりに見たが、近くで実際に見るばん馬は相変わらずの迫力。また家族で来たい」と笑顔を見せた。
レース開始に先立ち、コース前広場で、主催者を代表して米沢則寿帯広市長が騎手や調教師ら関係者と共にあいさつ。「ばんえいファン、競馬関係者に支えられ、記念すべき10周年の開幕を迎えられた」と感謝し、「節目にちなんだイベントなどの来場者サービスや、迫力あるレースを充実させていきたい」と述べた。
初回は24日までの4日間開催。次回は29日から5月1日までの3日間で、4月30日には今年度最初の重賞競走「第11回ばんえい十勝オッズパーク杯」が行われる。(大木祐介)
◆ばんえい競馬について
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