児童デザインの椅子設置 幕別・札内コミプラ
【幕別】1日にオープンした札内コミュニティプラザ(札内青葉町)に、子どもたちがデザインしたユニークな椅子が設置され、利用者の目を引いている。
公共施設に親しんでもらおうと町が椅子の製作を企画し、小学校1~5年生の児童と親子9組が参加。昨年7月と10月にワークショップを開き、デザイン、設計、組み立てを行った。
町と連携協定を結んでいる道科学大学(札幌)建築学科の教員や学生、町内の塚本木工製作所(塚本昭彦代表)が協力して、椅子を仕上げた。
同施設の交流スペース「コミュニティホール」には、ロケットや四つ葉のクローバーなどをモチーフにしたデザインなど、椅子9脚を設置。早速子どもたちが座って、楽しんでいる。
椅子製作に参加した小川鈴音さん(11)=白人小6年=は「(自分の椅子が置かれて)うれしい。設計や組み立てで脚を安定させるのが大変だった」と話していた。(眞尾敦)