ジュエリーアイスの魅力発信 JR帯広駅で写真展
「十勝の宝石 ジュエリーアイス写真展」(十勝毎日新聞社主催)が18日、JR帯広駅東側コンコースで始まった。豊頃町大津の海岸に現れる氷の塊「ジュエリーアイス」を地元写真家が撮影した写真の数々が並び、神秘的な美しさを伝えている。24日まで。
ジュエリーアイスは、冬の大津海岸に打ち上げられた十勝川の氷が太陽の光に照らされ、宝石のように輝くことから、豊頃町出身で帯広で英語学校を経営する浦島久さんが名付けた。写真展はその魅力を国内外に発信しようと、19日に開幕する冬季アジア大会に合わせて企画した。
会場には十勝管内外のプロ・アマチュアの写真家9人が撮影した計27枚をA1サイズのパネルで展示。朝日や夕日、月明かりによって色が変わるジュエリーアイスのさまざまな表情をうかがうことができる。
またジュエリーアイスができるまでの過程や鑑賞場所への行き方を日本語と英語で表記している他、十勝毎日新聞社の塩原真カメラマンが撮影した作品のポストカード(5枚1組500円)も同駅構内のキヨスクなどで販売している。
会場に訪れた幕別町の中鉢麗子さん(65)は「光が加わって輝く氷が美しい。現地に行ってみたい」、帯広市内の伊藤郁子さん(49)は「豊頃町の観光資源として多くの人に知ってもらいたい」と話していた。(高津祐也)
◆「十勝の宝石 ジュエリーアイス写真展」について
・写真展の概要-十勝毎日新聞電子版