冬の観光マップ作製 ジュエリーアイス鑑賞に必掲 豊頃
【豊頃】町大津海岸に打ち上げられる氷の塊「ジュエリーアイス」への注目を受けて、町観光協会(大谷友則会長)は、町の飲食や物産も合わせてPRするパンフレット「北海道豊頃町 ジュエリーアイス冬の観光マップ」を作製した。ポスターも作り、観光客の増大を目指している。
パンフレットはA4判8ページのカラー。1000部作製した。
ジュエリーアイスの由来の説明や、町出身で帯広市内の英語学校経営の浦島久さん(町観光大使)や、札幌の写真家岸本日出雄さん撮影の写真を載せて、朝日に照らされ神秘的に輝く氷の美しさを伝えている。
観賞場所までの地図や、見ごろとなる1、2月の最低気温や日の出時間、防寒対策も触れている。
鑑賞後に町内を巡ってもらおうと、飲食店16店の紹介も、地図と写真入りで収録。町内飲食店をまとめて紹介するのも初めてだ。
宿泊場所は十勝ロイヤルホテルを載せている。町内の特産品としてなたね油やシカ肉、海産物、チーズ、漬物など8種類を紹介している。
ポスターは100部作製。ジュエリーアイスを前面に出し、豊頃町をPRしている。ポスターの掲示場所や、パンフレット配布場所は、とかち帯広空港やJR帯広駅の観光案内所、市内ホテルなど。同協会は「ジュエリーアイスを見に来た観光客に、町内で立ち寄って食べたり買い物をしてもらいたい」としている。(関坂典生)