ボルダリングに夢中 本別の旧仙美里中を利活用
【本別】旧仙美里中学校(町仙美里元町151、2014年3月閉校)の利活用プロジェクトが25日、スタートした。体育館のボルダリング施設では、子どもたちが競って頂上を目指した。
町の公募を経て、町民有志の「仙美里プロジェクト」(朝日基光会長、会員15人)が「世代を超えて交流する場」として運営する。
第1弾事業のメインはボルダリング。本別中央小学校2年の加藤大翔君(8)は「斜面はホールドとタイミングを確認しないと難しい」と話し、高さ3・3メートルの壁を制覇していた。
職員室を活用したレストランや、整体コーナーも登場。オープニングセレモニーは義経太鼓、ドローン体験、クリスマスプレゼントなどで盛り上がった。
来春までにスケボーやトランポリン施設を設置。朝日会長は「現在進行形の施設。一歩ずつ進めたい」と話す。年内はこれで終了し、年明け1月6月からレストラン、同14日からボルダリングが開放される。
(木村仁根)