飲み心地すっきり 「十勝晴れ」米焼酎販売
十勝の地酒復活を目指す「とかち酒文化再現プロジェクト」(事務局・帯広信用金庫)が、初の取り組みとなる本格米焼酎「十勝晴れ」を27日、発売した。
当初から製造している吟醸酒を精米する際に出る米粉を使い、すっきりとした飲み心地の焼酎に仕上げた。プロジェクトの中で以前から「原料を余すことなく有効活用したい」という思いがあり、形となった。
黒いパッケージの吟醸と対になる白いデザインで、爽やかな風味がイメージされている。500ミリリットル入りで希望小売価格は3000円。ハピオ木野店(音更町)や帯広酒販売組合加盟店で、1100本限定で販売する。
発売初日、30本を仕入れたハピオ木野店では、焼酎の前で足をとめる客の姿が多く見られた。帯広信用金庫地域経済振興部の木村勇哉さんは「40度とアルコール度数が高いので、さまざまな飲み方で風味を楽しんでほしい」と話した。
同日午後5時から、北の屋台(西1南10)中央広場で、同酒の試飲会(北の起業広場協同組合主催)が行われる。200杯限定。原木しいたけなど秋の味覚も無料で振る舞われる。
(草野真由)
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