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空と海彩る6000発 十勝港海上花火大会

水面から開く花火の迫力に歓声が上がった海上花火大会(塩原真撮影)

 【広尾】広尾の夏の一大イベント「第61回十勝港まつり」(同まつり協賛会主催)が6日、十勝港第3、4埠頭(ふとう)で開かれた。最終プログラムの「第28回十勝港海上花火大会」では計6000発が空や海を彩り、来場者1万8000人を楽しませた。

 海上に扇のような火花が広がる海上花火は、管内では唯一、十勝港まつりでのみ披露される。参加者はレーザーや音楽と同調して次々打ち上げられる花火の美しさや、目の前の水面から開く花火の迫力を楽しんだ。

 カップルで訪れた浦幌町の堀井一也さん(33)と音更町の中島由樹子さん(24)は「広尾の花火は初めて。海から上がる花火は見たことがなく、きれいだった」と話していた。

 花火大会の前には、地元ミュージシャンによるコンサートやYOSAKOIソーランまつりなどが行われ、会場を盛り上げた。(伊藤亮太)

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