マジックミュージアムがプレオープン 坂本ビル
マジック道具や関連本など約3万5000点を集めた博物館「マジック・ミュージアム」が16日、帯広市内の坂本ビル(西2南9)3階にオープンした。アマチュアマジシャンの坂本和昭館長(58)=坂本ビル社長=は「日本初の専門博物館で、展示品の種類や規模は恐らく世界一」と自負する。
約170平方メートルの館内には、世界各地から集めた929種類で形成する「トランプの壁」、コインやボールを使ったマジック道具、衣装など多様な展示品が並ぶ。
坂本さんの師匠でプロマジシャンのジミー忍さん(故人)、音更のマジシャン植田広志さん(同)と自身のコレクションをそろえた坂本さんは「感無量。われながら、こんなばかなことをよくやったと思う」と苦笑する。
15日には内覧会とレセプションが開かれ、関係者約50人が膨大なコレクションに圧倒された。
同館は昨年12月に1日限定でプレオープンしていた。時間は午前10時~午後5時で、今年は9月末まで無休。入場料は500円(小学生以上)。展示品の説明などを充実させ、来年4月下旬に本格オープンする予定。問い合わせは同館(0155・22・0132)へ。(池谷智仁)
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