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線路脇に1000本以上 ルピナスの花見ごろ 新得

JR新得駅の線路脇で紫やピンクの花を咲かせるルピナス(塩原真撮影)

 【新得】JR新得駅(小野寺康弘駅長)の線路脇で、ルピナスの花が見頃を迎えている。観光客や列車通学の高校生らが、車窓やホームからの眺めを楽しんでいる。

 ルピナスは北米原産の外来種で、「ノボリフジ(登り藤)」とも呼ばれる独特の花の穂が特徴。同所では家庭園芸用として持ち込まれた花の種が線路脇に飛び火し、自然繁殖したとみられる。同駅によると、20年ほど前から徐々に拡大してきた。

 紫やピンクに色付いた1000本以上の花が、駅の西側の線路脇で空に向かって伸びている。

 根室本線・滝川駅から釧路駅までのローカル線旅行を楽しむ観光客も多いといい、小野寺駅長は「車窓に天然の花畑があるのは心地いい。外の景色をゆっくり眺めてみては」と話している。今月下旬までが見頃という。(小寺泰介)

関連写真

  • 線路脇で紫やピンクの美しい花を咲かせるルピナス(13日・塩原真撮影)

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