ヒグマの迫力に歓声 ベアマウンテンがプレオープン
ガラス越しにヒグマが立ち上がる姿を見て驚く児童（２８日午前９時４５分ごろ、金野和彦撮影）
【新得】町のサホロリゾート内で、野生に近い状態でヒグマを見学できる「ベア・マウンテン」が、２９日から今季の営業を始める。２８日午前にはプレオープンイベントとして、この春に入学した町内の小学１年生が招待され、迫力あるヒグマの姿に歓声を上げていた。
東京ドーム３・２個分にも相当する１５ヘクタールの敷地に、雄１１頭を放し飼いにしている。秋には最大４７０キロまで太るヒグマもいるという。敷地内を巡る約１・２キロのコースをバスで回る他、全長３７０メートル、高さ５メートルの遊歩道上からも観察できる。
この日は新得小学校の３６人、屈足南小の１０人の児童が招待され、悠々とヒグマが歩き回る姿をバスの窓から見学したり、立ち上がって餌を食べるヒグマと一緒に強化ガラス越しに記念撮影を楽しんだ。屈足南小の伊藤颯音（はやと）君は「クマは大きくて格好良かった」と興奮した様子だった。
営業は１０月２３日まで。バス付き料金大人２９１６円、子供・シニアは２１６０円。午前９時～午後４時。火曜休み（営業の場合あり）。問い合わせはベアマウンテン（０１５６・６４・７００７）へ。（小寺泰介）
◆ベア・マウンテンについて
・サホロリゾート ベア・マウンテン－ホームページ
