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JA富士宮組合長が来帯 FVで連携強化確認

フードバレー構想推進の連携強化を確認し、握手を交わす清組合長と米沢市長(右から)

 フードバレーの取り組みを通じて帯広・十勝と交流する静岡県富士宮市から22日午前、JA富士宮の清周二組合長らが来帯、米沢則寿帯広市長を表敬訪問した。両者は今後も食や農を通した連携を強化していくことを確認し合い、富士宮市側は「落花生と十勝の枝豆のコラボレーションなどができれば」と提案した。

 富士宮市は2004年からフードバレーを旗印に地域振興に取り組んでいる。同様に食を基幹としたまちづくりを進める地域との連携も深めており、今年1月にはフードバレーとかち推進協議会(会長・米沢市長)、熊本県南地域と3者による共同声明を発表した。

 清理事長らは富士宮特産の茶や落花生、干しイモ、キンカンなどを持参し、それぞれの特徴や加工品などを紹介。米沢市長は農産物の付加価値を高める同JAの取り組みに関心を示し、「大変勉強になる」と応じた。

 両者は今後も、それぞれの食関連イベントに参加するなど連携していく予定で、清理事長は「お互いの食の強みを生かし、無いものは提供し合いながら、フードバレーを盛り上げていきたい」と述べた。
(丹羽恭太)

関連写真

  • 富士宮産の茶を飲みながら歓談する清組合長(右)と米沢市長(手前)

    富士宮産の茶を飲みながら歓談する清組合長(右)と米沢市長(手前)

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