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冬になまった?体をチェック 帯商が健康フェア

大勢の来場者でにぎわったフェア会場(21日午前11時半ごろ、新井拓海撮影)

 健康について理解を深める「にこにこ健康・福祉フェア2016」が21日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。会場には無料の健康診断コーナーなどが設けられ、大勢の来場者でにぎわった。

 帯広商工会議所医療福祉部会(森光弘部会長)の主催。働く人の健康チェックや病気予防の大切さを知ってもらうことを目的に、2009年から毎年開いている。今回のテーマは「どうする? これからの介護・医療・福祉・人そして夢」。超高齢社会の到来を見据え、地域の医療・福祉を考える機会とした。

 会場は午前11時のオープン前から行列ができる盛況ぶりで、来場者は骨や血管年齢の無料測定を受けたり、健康体操を体験したりした。医療や福祉、薬業、介護などの相談コーナーも好評だった。初めての試みで開いた介護職員らの写真展「笑顔アワード」の表彰式や、北海道大学大学院の田中孝之准教授によるスマートスーツの講演会にも、市民が足を運んだ。

 市内の岩田志美江さん(77)は「健康についてのいろいろな勉強ができる。毎年来ています」と笑顔だった。

 森部会長は「産業を支える人の健康や、高齢社会に向けて前向きに取り組む場としていきたい」と話していた。(長田純一)

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