「十勝晴れ」小樽から到着、4日から発売
十勝産の米と水で醸す純米吟醸酒「十勝晴れ」の今年最初の出荷分が1日午前9時、小樽市の酒造会社から帯広酒販協同組合(帯広市西3南23)に搬入された。立春の4日から各店頭に並ぶ。
音更町産の酒米「彗星(すいせい)」と大雪山系の深層水「大雪(たいせつ)な水」を用い、田中酒造(小樽)で醸造した。昨年度の札幌国税局新酒鑑評会で金賞を受けるなど、評価も高まっている。
初日は500ミリリットル入り1900本、一升瓶240本などを搬入。なじみの金色のキャップシールがふたに巻かれた「十勝晴れ」の新酒が、次々とトラックから組合の倉庫に運ばれた。
4日は管内140店舗で一斉発売。500ミリリットル入り(希望小売価格1697円)7400本、一升瓶(同4628円)840本などが店頭を彩る。
同酒造りに取り組む十勝酒文化再現プロジェクト(事務局・帯広信用金庫)は「今年も良い酒に仕上がったと期待している。皆さんに楽しんでもらえれば」としている。(長田純一)
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