首位はekワゴン 2015年管内新車販売
帯広自動車販売店協会(高薄健会長)がまとめた2015年の十勝管内新車登録(販売)台数によると、車名別で最も多かったのは三菱「eK」の447台だった。
eKには「ワゴン」「カスタム」などの種類がある。2位は日産「デイズ」の412台、3位はトヨタ「アクア」の408台だった。
上位10車種のうち、軽自動車が6車種、普通車などの登録車は4車種。台数が14年を上回ったのは、5位の日産「ノート」と7位のスズキ「アルト」だけだった。14年に首位だったダイハツ「タント」は10位となった。
10位以下では、クリーンディーゼルが注目されるマツダ「デミオ」が前年比97%増の275台、昨年7月にフルモデルチェンジしたトヨタ「シエンタ」が同315%増の162台を記録した。
ここ数年の傾向同様、ハイブリッド車や低燃費車の人気が高かった。アクアが首位だった全国ランキングと比べると異なる点も多く、十勝の地域性を反映した。
15年の十勝管内新車登録台数は前年比9%減の1万2915台。登録車は前年比2・4%減の8469台だったが、軽自動車税が増税された軽自動車は同19・3%減の4446台となっていた。(池谷智仁)